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2006年01月


工事風景(墓石編1)

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『工事前の状態説明』


お墓マンの墓石工事風景をお伝えします。

まずはこの写真です。

すでにお墓の基礎の部分、
そして、芝台は出来上がっている状態です。

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工事風景(墓石編2)

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『カロートと水抜き穴』


芝台の真ん中に浮き出ているのは、
カロートです。

カロートというのは、
お墓にお骨を収める際に、
実際にお骨を入れる所です。

芝台の内側に見える穴は、
水抜きの穴です。

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工事風景(墓石編3)

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『セメントをねる男』


さて、工事前の常態の確認をしていただいたところで、
ここから工事に入って行きます。

まずは、セメントをねります。

基礎の部分の上に、
お墓本体をつくってゆくのですが、
お墓と基礎の部分をつなぐのに、
セメントでつなぎます。

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工事風景(墓石編4)

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『俺だってねるぜ!』


【  チョット待ってくれよアニキ!

   今の言い分だと、
   まるでアニキ以外はダメ男みたいじゃないか?

   俺だって鍛えてるぜ!               】

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工事風景(墓石編5)

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『4ツ石を据える』


いよいよ石材を据えてゆきます。

まずは4ツ石と呼ばれる、
一番下の部分の設置です。

4ツ石とは、
前、横2つ、裏と、4ピースの石材で、
一段を形成する部分です。

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工事風景(墓石編6)

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『4ツ石の水平』


4ツ石の水平を見ています。

この部分の水平が狂っていると、
後に据えてゆくパーツ全てが狂ってくるので、
何回も見直します。

余談では有りますが、
この水平器という物が曲者です。

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工事風景(墓石編7)

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『接着剤の塗布』


石材と石材の結合部に、
接着剤を塗布しています。

お墓マンたちも以前はセメントで
結合していましたが、
セメントでは接着力も弱く、
石との相性もよくないので、
今は非油性の免震性接着剤を使用しています。

実は自分達の使う接着材には、
あるひとつの特徴が有ります。

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工事風景(墓石編8)

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『4ツ石の横を据える』


4ツ石の前と同じようにして、
横も据えてゆきます。

写真の様子は水平を見ているところです。

石材の出来が悪いと、
上手く水平が出なかったり、
結合部がきれいにいかないときが有りますが、
そんなときでも墓地で手直しします。

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工事風景(墓石編9)

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『角度を見る』


4ツ石の横が据え終わったら、
さしがねを使い、
角に当たる部分の角度を確認します。

最終的には、4つの石全てが
据え終わったときに、
確認調整いたしますが、
ひとつひとつの作業が終わった時点でも、
確認を怠りません。

その理由は、
はじめの段階で角が狂っていると、
どんどん狂ってくるからです。

ほんの些細なミスが、
後に大きな過ちとなる。

「ヒヤリ・ハットの法則」をご存知ですか?

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工事風景(墓石編10)

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『4ツ石の仮固定』


4ツ石が、4パーツ全て据え終わりました。

次の作業は据え終わった4ツ石を、
仮固定することです。

バンドで巻いて、
締めて固定します。

この際も注意することが有ります。

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工事風景(墓石編11)

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『4ツ石の補強』


4ツ石を仮固定した後は、
本格的に固定するために、
ステンレス製の金具を用い、
ボルトで締めてゆきます。

ここで注意することがひとつ。

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工事風景(墓石編12)

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『芝台と4ツ石の一体化』


4ツ石を金具でしっかりと補強したら、
次の工程はその4ツ石と、
お墓の基礎となる芝台の一体化です。

4ツ石をただ据えて、
固定するだけでは、
石材店の工事としては不完全です。

基礎となる部分の芝台と、
墓石が剥離してしまう可能性があるからです。

ではどのようにして、
基礎と墓石の一体化を行うのかお伝えします。

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工事風景(墓石編13)

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『4ツ石の完成』


4ツ石の内部が固定され、
芝台との一体化を終えて、
4ツ石が完成いたします。

最後に、お骨の眠られる土の部分に、
キレイな砂をかぶせ、
仏様の寝床をつくります。



工事風景(墓石編14)

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『中台を載せる』


4ツ石の完成後は、中台を載せます。

中台とは、この地方でお墓として最も多い、
名古屋型と呼ばれるお墓の形のパーツの中で、
一番大きく、重たい部分です。

人力で持ち上げるには、
かなりの力がいりますので、
てこの原理や、丸い棒を使い、
ピラミッド建立のように、
様々なアイデアを用いて、
据えてゆきます。

写真の部分は、

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工事風景(墓石編15)

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『中台の場所を決める』


無事に中台が4ツ石の上にのった後は、
中台の場所を決めます。

さしがねで、小物(花立・線香立)がのる
スペースを確認しながら、
タテ、ヨコと均等に合わせてゆきます。

この際に注意しないといけないことは、
ひとつの方向だけを見ていると、
何時までたっても場所が決まらない、
ということです。

どういうことかと申しますと、

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工事風景(墓石編15)

施行風景27.jpg


『中台の場所を決める』


無事に中台が4ツ石の上にのった後は、
中台の場所を決めます。

さしがねで、小物(花立・線香立)がのる
スペースを確認しながら、
タテ、ヨコと均等に合わせてゆきます。

この際に注意しないといけないことは、
ひとつの方向だけを見ていると、
何時までたっても場所が決まらない、
ということです。

どういうことかと申しますと、

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工事風景(墓石編16)

施行風景28.jpg


『中台の水平を見る』


中台の場所が確認できた後は、
水平を合わせます。

水平器を当て、
高い箇所を叩き、
水平を出します。

4ツ石の下には、
鉛球が入れてあり、
叩くとつぶれます。

最終的には、

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工事風景(墓石編17)

施行風景29.jpg


『上台を据える』


中台が据え終わったら、
上台を乗せて、
中台と同じように、
場所を合わせて、
水平をしっかりと出して、
固定してゆきます。

中台に比べると、
上台は重くないので、

(決して軽いわけでは有りません)

手で提げて乗せてゆきます。



工事風景(墓石編18)

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『石と石の間の接着剤』


この写真は、上台の上に、
スリン台を乗せる前のところです。

このようにお墓の接着剤は、
ねずみ色です。

それはお墓に使われる石が、
ねずみ色、(グレー?)
が多いからだと思います。

青石と言ったり、
白みかげ石といっても、
御影石は基本的にねずみ色ですよね。

だから、お墓用の接着剤はねずみ色です。

ただし、

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工事風景(墓石編19)

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『スリン台を乗せる』


スリン台とは、お墓の中で一番長い、
『竿石』と呼ばれる部分の下にくる部分で、
蓮華台の簡易版とも言われています。

竿石は、お墓の中でも
特に大切な部位とされ、
『仏石』、もしくはそのまま『ホトケ』
と呼ぶ方もいます。

その仏様に対して、

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工事風景(墓石編20)

施行風景32.jpg


『竿石の免震について』


さて、お次はいよいよ
竿石です。

先ほども書きましたが、
竿石は、細長く縦に立っていますので、
非常に安定が悪いのです。

地震等の揺れにもっとも弱いのは、
この竿石であるということは、
周知の事実ですが、
だからこそ、プロの石職人は、
その倒れやすい竿石を、
倒れにくくするのです。

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