☆お墓を建てた人は何人彫るの?
お墓を建てた人を彫るのは、
何人彫ったら良いのかなというお話です。
何のことだか分からない人もいると思いますが、
簡単に説明いたしますと、お墓を建てる際に、
【建之者】と言って、お墓を建てた人(つくった人)を
お墓に彫ります。
通常お墓の左面に彫ります。
名前だけでなく、お墓をいつ建てたのかが分かるように、
建年号というものも一緒に彫ります。
建年号は「平成18年3月吉日建之」と書きます。
※浄土真宗では吉日はいりません。
その後ろに「矢田敏起」と彫るのが矢田石材では一般的です。
その際に、墓地に行くと分かると思いますが、
何人も彫ってあるお墓があります。
本人だけでなく、母、妻、子供、多いときには
おじいちゃんが孫の名前まで彫っているときがあります。
これはいったいどうしたものか?
どこまで名前を入れればよいのでしょうか?
答えは家督を継ぐもの1人だけです。
と、言うことは「矢田敏起」だけで良いのです。
例えば、お父さんが亡くなって、お母さんがお墓を
建てるお代金全額を支払ったとしても、
お墓に彫るのは息子さんのお名前一人です。
兄弟3人で、お墓のお代金を等分して払ったとしても、
お墓に彫るのは、家を継いだ長男です。
もしくは長男が家を出て、次男や3男が家督を
継いでいる場合は、家督を継いだ者の名前を彫ります。
お墓は家で代々祭るものです。
奥さんの名前も入れません。
離婚したら困るでしょ(笑)
でも実際にあるんですよ。
「すいません・・・・あの・・・・妻と離婚して後妻を
もらうことになりましたので、お墓に彫ってある先妻
の名前を消してもらえませんか?」
これは非常に困ります。
人の名前を消す仕事ですよ!
百害あって一利無し!
そのままにしておいてください。
建て替えたり、お墓をリフォームするときにでも直した
らいかがですか?
先妻がいたのは事実ですし、その時、心誤ってお墓に彫って
しまったのも事実。
過去は消せませんよ。
と言うしかありません。
もちろん技術的には、名前を削って消すことも出来ますし、
埋めて分かりにくくすることも出来ます。
しかし、相手はお墓です。
単なる物とは違いますので、その辺のことは非常に
デリケートな問題です。
このようなことからも、お墓に彫る【建之者】は
1人だけにしましょう。
まとめ↓
【建之者は1人だけにすべし!】