☆お墓を生前に建てても良いのか?
今回のお話は、お墓を生前に建てても良いのか?
というお話です。
お墓についての本や、石材店のホームページなどを
御覧になられると良く書いてあると思いますが、
生前に自分自身のお墓を建てることを「寿陵」といいます。
生前にお墓を建てることはめでたいことで、
長寿を約束するというお話もあります。
ではお墓の無い人は、生前にお墓を建てておいたほうが
良いのでしょうか?
答えは「建てないほうが良い」です。
理由はいろいろありますが、まず第一に寿陵を勧めるのは
石材業者、霊園業者だからです。
自分達の仕事になるのだからと、宣伝して、
いろいろと理由をつけて、必要も無い人にまで
生前にお墓を建てさせようとしています。
しかし、本当にお墓を生前に建てたほうが
良いのでしょうか?
自分はこの業界に入ったときから、
生前のお墓に対して疑問を持っていました。
ナゼ必要ない人にまでお墓を建てさせるのだろうと・・・
その理由はいろいろありますが、
まず第一に仏様が無いので、お墓参りに行きません。
その結果、お墓が荒れ放題になります。
そしていよいよ不幸にも、故人様が出たときに、
お墓はすでに小汚い状態という憂いを見ることになります。
例えば、代々のお墓があって、そのお墓が年月を経て風化して、
汚れてしまっているのは、自然の摂理で仕方ないこと
でありますし、それまでにも家族みんなでお墓として
祭ってきてありますので、そのお墓に納骨することは、
例えて言えば、生まれたての赤ちゃんが産婦人科から退院したり、
奥さんの実家から、家族のいる家にやってくるような状態だと
思っています。
そして、新しく故人のために建てられたお墓に納骨することは、
新築のマイホームをいよいよ手に入れて引越しをする
という気持ちではないかと、思っています。
しかし、生前に建てられたお墓に入るのはどんな気持ちでしょう?
以前に建てられてはいたが、入り手が無く、廃墟となって
クモの巣だらけのゴーストハウス・・・
または、税金を無駄に使って建てられてはいたが、
まったくの利用者がいない第3セクターの箱物・・・
とりあえず建物だけはつくってみたものの、入り手が
まったくいない閑古鳥マンション・・・
そのようなところにあなたは入る気が有りますか?
生前にお墓を建てることを否定します。
墓石店、霊園業者の口車に乗ってはいけません。
自分の子供達が、お墓を建ててくれるかどうか分からない
という方もいます、しかし、そのように育てたのはあなたです。
しかもまだ遅くはありません、今からお墓を
建ててもらえるような関係を築けば良いじゃないですか。
自分が死んだ後、お墓を建ててもらえるのかどうか、
不安を持って生きるよりも、どんなお墓を建ててもらえるのか、
楽しみにしていたほうが良いじゃないですか。
どうしても死後、お墓について不安があるときは一言、
このように思い出してください。
「お墓に入る時は骨。」
まとめ↓
【お墓を建てるのは死んでからにしよう!】