☆宗派とお墓
さて今回の相談です、
『墓地を購入しようとしているお寺は宗派が違うので、
お寺さんから宗派を変えてくださいといわれています、
変えなければいけないのでしょうか?』
というものです。
自分自身の檀那寺には墓地が無く、
他の宗派のお寺に墓地を求めた方のお悩みですね。
今では、宗旨宗派を問いません、という寺院墓地も
増えてきましたが、まだまだ田舎では
お寺の檀家になってもらうことが、墓地購入の条件
というところも少なくありません。
そこで、宗派変えをしなければいけませんか?と
聞かれることが良くあります。
自分の率直な意見を述べさせていただくと、
今の自分の宗派のことを、実際にどれだけ知っていますか?
あまり知らないとか、宗派の教えを大切にしてないのなら、
別に宗派を変えても良いのではないですか?と思います。
逆にお寺さんにしてみれば、自分の土地を
(正確には自分の土地ではありませんが)
切り売り(使用権の切り売り?)しているわけですから、
墓地というのは当然有限の資源です。
その墓地を購入して、お寺に出入りするようになる方に
檀家になっていただきたいと思うのは、
当然のことではないでしょうか?
例えばイタリアンレストランに入って、ワインを
注文するときに、『あ、このワイン、そこの酒屋のが安いから、
そこで買って来て飲んでも良い?』と聞かれて、
『良いですよ』と答えるレストランは無いと思いますよね。
お寺も宗教という考え方、思想を売っていると言う表現は、
正しくないと思いますが、教えを広めようと
活動しているわけですよ。
墓地購入というのは、その教えを広めるきっかけになりますので、
当然入信していただきたいと思うのは当たり前ですよね。
逆にお墓だけ建てて、他宗派のお寺さんが来てお経を
読んだら、こんなに屈辱的なことは無いと思います。
学校の授業で、英語の時間なのに、社会科の先生が来て
英語を教えて、そのほうが良いと生徒が言い出したら
英語の先生は悲しすぎますよね。
だから、お寺さんの墓地を購入する際に、
檀家になるというのはすごく当然ですし、
そうしていただきたいと思います。
それでも嫌なら、別の墓地を探せばよいと思います。
何事も、全てが自由という訳にはなりません。
どこかで何かを妥協して、目的を達成してください。
お墓をとにかく建てたいというのであれば、
宗派変えはたいした問題じゃないですよね。
逆に宗派の教えを大切にしてゆきたいという方は、
その目的が達成できる墓地を探すに限ると思います。
まとめ↓
【優先事項を確認してお墓を考える】