おはようございます。
本日は名古屋市にあります、
みどりが丘公園墓地でお墓工事。
外柵を設置するのですが、奥行きが
少し短い墓地なので形を少し工夫しています。
どんな素敵なお墓になるか楽しみです。
さて、話は変わりますが、昨日は雨なので、
墓石免震メーカーの社長が私たちの工場に、
お越しになりました。
社長いわく「雨なので、たぶんいるだろうと・・・」
さすが、良く分かっていらっしゃる。
お天気だと墓地に行ってしまうので、
あえて雨ならいるだろうとのお考え。
お墓専門石屋の習性ですね。
で、何についての話かといいますと、
灯篭の免震補修についての話です。
お墓の免震補強、古いお墓への免震補修は
実験を繰り返し、実績もあり、公的な機関にも
かなり認められています。
その免震技術を、灯篭などにも転用し、
社寺仏閣の歴史的石造物を守ろうと活動しています。
実は、すでに灯篭への免震技術転用は
行われており、実績も多数あります。
しかし、私たちもそうですが、この社長も常に
もっと良い技術を開発したい、と研究を続けています。
この、飽くなき向上心が、古から石工(いしく)を
成長させてきたのでしょうね。
石灯篭は上下の結合部が5、6ヵ所あります。
お墓よりも多いです。
そのすべてを同じように、画一的に
免震構造することはできます。
しかし、石灯篭はお墓とは少し違い、
ただ頑丈であればよいというわけではなく、
見た目の美しさ、趣深さが大変重要になります。
もちろん、お墓が見栄え悪く、ただ頑丈であれば
それでよいというものではありません。
石灯篭の方が、より美術的要素が深い、
ということです。
なので、例えばですが、重量のかかる下部分の結合部と、
人が立って見える目線の結合部では仕上げ方、
内部の免震構造が違ってくるわけです。
昨日は、特にその仕上げ部分の研究を行いました。
中々良い仕上がり方で、これから実際の施工で使えそうな
技術になりそうです。
石の仕事は、このように世代を超えて、
仕事が引き継がれてゆきます。
ゆえに、責任のある技術を磨くことが必須。
付け焼刃、その場しのぎでは
自分たち亡き後、子孫が笑いものです。
今日もお墓づくりに精進します。
感謝