おはようございます。
昨日、お墓づくりの打ち合わせのため、
あるお施主様のお宅に伺いました。
会社を経営されている方だったので、お宅に伺ったというよりは、
会社を訪問したという表現のが正しいかもしれませんね。
社員の方に応接室に通される途中、電話付近に掛けてあるホワイトボードに、
いろんな取引先会社の名前が書いてあるの見かけました。
そこには、いくつか石材店の名前も書いてありました。
お施主様と、お墓づくりについてひと通り話しをした後で、
先ほどの石材店について気になっていたので聞いてみました。
「ひとつ聞かせてください。
なぜ、取引先にも石材店さんがいらっしゃるのに、
私たちを選んでいただけたのですか?
今後のお取引に影響しませんか?」
私は心配性なので、お施主様と取引先石材店との関係が
悪くなってしてしまうのではないかと思いました。
そんな私に対し、お施主様はこのように答えてくださいました。
「 私の会社は建築業です。
取引のある石材店もお墓を販売していますが、
基本的には建築専門の石材店です。
お墓を建てると話したら、ぜひうちでともいわれました。
しかし、私のつくりたいお墓の希望を伝えても、
さっぱり理解してもらえませんでした。
外見は希望通りのお墓だとしても、
私のお墓への想いを伝えることは出来ないと思いました。」
「なるほど。
では、なぜ矢田石材店なのですか?」
「矢田さんはお墓専門の石材店だし、
私がなぜお墓をつくるのか、すぐ理解してくれた。
例えば、私がお墓のカタチをこのようにしたいと話したとき、
その理由を伝えなくても、なぜそうしたいのか理解している。
それにお墓ならではの専門的な知識も豊富。
例えば先ほどの文字のことなど・・・・ ・・・・・・・」
と、お褒めの言葉を頂きました。
このことについては、石材店さんの中には
いろいろと御意見もあることでしょう。
石材店にはいろいろな石材店があります。
私たちのようなお墓専門の石材店以外にも、
建築石材専門、石灯篭専門、石仏像専門、文字彫刻専門、
いろんな石材店があります。
皆それぞれに専門の分野ではプロフェッショナルです。
ただ、その他の分野の仕事については、
ハッキリ言って2流、3流です。
私も石の仏像や、石の建築様式については、
ほとんど知識はありません。
ある程度のことは分かります。
しかし、お金を頂くレベルではないと、
自分では考えています。
だから、石仏をつくってほしいと話を頂いた際には、
腕の良い石仏屋さんを紹介します。
そのほうが、お施主様は絶対に良い石仏を
手に入れることができます。
今ではいろんな情報が誰の手にも入ります。
昔は付け焼刃で通じたことも、
今では通用しません。
お施主様は見抜いています。
何が本物で、何が偽りか。
短い人生で5つも6つも手がけている者が、
一つのことに人生全てを打ち込んでいる者にかなうはずもありません。
そのことを理解して下さり
ありがとうございました。
これからもお墓道を極めるため、
死ぬまで精進してゆきたいですね。
感謝