おはようございます。
子供は親が思っている以上にお墓参りが好き。
私はそう感じています。
先日、お墓を新しく建て替えるお施主さまに付き添い、閉眼供養に参
加させていただきました。
ひと通り式も終わり、地域墓地だったので、お施主さまがお寺さまを
送って行かれました。
しばし歓談があった後、一緒にいた御子さん達が、
「お水かけたい!」
と言い出しました。
小さな子どもたちが、寒さで凍える手にひしゃくにを持ち、今まで大切
に祭ってきたお墓さんに対し、お水を手向ける姿は墓石屋にとって涙
の出る光景。
震える小さな手を併せて、お墓に対して一礼する姿は心を洗われます。
石材店の集まりに出れば、「今年は今まで以上に厳しい時代。」と口
をそろえて言われます。
お寺さまからは「江戸時代から脈々と受け継がれてきた檀家制度の崩
壊が起こっている。今のままでは、寺院も石材店も未来はない。」と喝破
されます。
確かにその通りなのでしょう。
でも、石材店や寺院にとっては未来がないかもしれないけど、人々にとっ
て、お墓の無い世界は考えられない。
私はそう思います。
寺も石材店も、お墓を利用して商売をしてきただけにすぎません。
お墓がこの世からなくなるわけではありません。
故人・先祖をお墓で祭りたい、供養したい、大切にしたいという想いは
無くならない。
人が人である限り、お墓は存在します。
青森県にある縄文時代の遺跡、三内丸山遺跡からもお墓が発掘さ
れています。
子供のお墓は特に手厚く祭られていたということ。
今話題のエジプトにもピラミッドというお墓があります。
ピラミッドが良いか悪いかは別にして、人はお墓と共にあるのです。
しかし、その共にあるお墓を遠ざけているのもまた人です。
頭で考えすぎるからお墓を遠ざけてしまう。
頭で考えすに感じましょう。
【考えるな、感じろ!】
師匠の言葉です。
子供は純粋だから考えずに感じられるのでしょうね。
うらやましい限り。
大人は考え過ぎます。
頭で考えず、心で感じてお墓をつくる。
辿り着くことのない境地を、子供に教えられながら目指します。
さて、こちらは土曜日に行われました、西尾市の寺院墓地で行われ
ました基礎工事風景。

周囲のお墓との距離が非常に近いため、しっかり養生しています。
私たちのお墓工事の影響で、周りのお墓が汚れてしまうことのない
ように気をつけます。

基礎のための穴を掘り、少々緩い地盤だったので土地改良。
周囲のお墓はそんなに傾いてはいませんが、大きなものは土台部分
がちょっと危ないかも。
念には念を入れて、頑丈な基礎をつくります。

みかげ石製の納骨室を設置して、位置を決めながら、石の方向きを修
正しています。
ます。

納骨室の周囲に砕石を敷き詰め、叩いて締めます。
ランマーで叩くと周囲のお墓が壊れるので、人の手で丁寧に叩きます。

鉄筋を組んでコンクリートを流し込みます。

振動機を使い、余分な空気を抜きながらコンクリートをつくります。

基礎工事の終了です。
次回は土台の設置、そして墓石本体の設置となります。
中国のきめ細かい石材を使用して、墓地の形状に合わせて少々ア
レンジを施したお墓になります。
完成が楽しみですね。
さて本日は、先週の雪で延期になっていた外柵の設置工事。
向かうのは豊橋市です。
移転されるお墓さんを迎え入れる場所になります。
せっかく引越しをするのであれば、気持ちよく新しい住まいに入って
いただけるようにしたいもの。
「いいところだね―」、と感じていただけるように、
今日もお墓づくりに精進します。
感謝
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お墓職人がつくる注文墓石専門店 矢田石材店
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