おはようございます。
豪雨にやられました。
昨日のお墓工事です。
ポツリ、ポツリとしたかと思ったら、一気にきました。
時間にして20分ほど。
日除けのテントが暴風で飛ばされそうだったので、その場にいる
職人たちが柱にしがみついて死守。
テントは無事でしたが、頭の先から靴の先まで雨でベタベタ。
まるで、服を着たままプールに落とされたみたいです。
結局、その時点までで工事は中断。
工場に帰って整備。
日を改め出直すことにしました。
こちらが豪雨に出会うまで行えた、精一杯のお墓づくりです。

コンクリートの基礎を荒らし、石材との結合強度を高めます。

ちょっと変わった和型墓石なので、芝台や4つ石ではなく、まずは
花立を乗せる板を設置。

4つ石みたいな、納骨室みたいな部分を設置。
ステンレス製金具で固定します。

きれいな洗い砂でお化粧された納骨室内部。
金具は上下2ヶ所。
ねじれを防ぎます。

お次は中台を設置。
底面の凸が、先ほどの納骨室にハマり込む構造です。

水平・位置をしっかりと調整。

中心の凹にはズレ防止の要石を設置。
さらに地震対策として、免震ゲルはかもりを配置。
もしもの時、振動を吸収して墓石を守ります。

中台の上には上台。

そして蓮華台と続きます。
もちろん、上下に凸凹があり、接着剤だけでなく、石加工における
構造でも地震などの災害対策。

石を乗せるたび、水平をしっかりと調整。

もちろん、竿石の底面にも凹加工が施されています。

よし、オーライ、オーライ。

はい、オッケー!

雲が石に写り込むほど爽快なお天気でした。
美しく竿石を叩いて締めています。

石材と石材の結合部をきれいにシーリング。
と、ここでポツリポツリと・・・・
その後は先ほどお伝えしたとおり。
写真?
あるわけないですよね。
豪雨が去ってから、惨状の中精一杯撮った写真が以下の一枚。

洪水したブルーシート。
水遊びした子供みたいになっています。

そして、豪雨が去って清々しいお空模様。
しかし、職人たちの心は寒々しい。
仕方ないですね。
これが現実です。
さて、本日はめずらしく開眼・納骨式のない日曜日。
しかし、予定表を見ると今週中に開眼・納骨式が3件予定されてい
ます。
自動車関係の工場勤務日が変動した影響でしょうか。
地震に始まり、原発問題、節電、早い梅雨、そして豪雨。
何だか、日本中が振り回されている気がいたします。
気持ちや、行動も何だか上ずってしまう事も。
でも、そんな時こそ基礎・基本に忠実に従う時。
お墓づくりでいえば、何故お墓をつくるのか、理由を考える時なのか
もしれません。
人類史とほぼ一緒に始まったと思われる、お墓の歴史。
死という現象に恐れを抱くとともに、死者という存在を否定せず、積
極的に受け入れるためにお墓というものが発明されたのでしょうか。
お墓の大家が言うには、お墓は100パーセント善であるということ。
私の中では善も悪もない存在。
弊社の名刺にも書いてありますよね、【お墓に善悪無し】。
個人としての人間が、善とか、悪とかの区別できる存在ではなく、も
っと大きく偉大なる存在。
それがお墓。
ただ、このような話は普通に暮らしている方までが考える必要はない
かと・・・・
これからお墓をつくる方にとっては、いつものことですが、【誰のための
お墓なのか】、【何のためのお墓なのか】を静かに静かに考え、ご家族
で意見交換をして頂きたい。
今日もお墓づくりに精進します。
感謝
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